これからTwitter(ツイッター)にECサイトの広告を出すなら、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?
ユニークな話題がスピーディに人から人へと伝わるTwitterを活用して、ECサイトのPRをしていきましょう。
今回は、「ECサイトとTwitter広告」についてお伝えします。

ECサイトの大部分がTwitterを導入している

2011年のサポタント株式会社による調査では、ECサイト100件の中で何らかのソーシャルプラグインを導入しているのは52%と、
過半数以上であることが分かっています。
そして、さらにその中でもTwitterを導入しているのは87%と、他のSNSを抜いて大部分を占めていることが分かっています。
今やECサイトがTwitter広告を出すのは“当たり前”と言っても過言でないかもしれません。
それでは、Twitter広告を出す時にはどのようなことに気をつければいいのでしょうか?

Twitterユーザーについて知っておこう

Twitterに広告を出すのであれば、まずはTwitterにどのようなユーザーが多いのかを理解しておきましょう。
2016年6月に発表されたソーシャルアプリ利用者の調査では、
Twitterアプリを利用しているうちの49%が男性・51%が女性という結果になっています。
また、Twitterアプリユーザーの43%が20代、22%が30代、21%が40代、10%が50代、4%が60才以上という結果も出ています。
20代が大部分を占めているTwitterにおいて、50代や60代向けの商品の広告を出しても、思ったような効果は得にくいかもしれません。

Twitter広告は目的に応じてスタイルを選べる

Twitter広告の長所のひとつに、目的に応じてスタイルを選べるという点があります。
具体的にどのようなスタイルで注目を集めるのか、ご紹介します。

特定のワードに興味のあるユーザーへ広告を届ける

Twitter広告では、特定のワードを投稿したユーザーに対して広告を表示させるなど、興味のある人の元へ情報を届けやすくなっています。性別や年齡といった枠組みにとらわれず、商品に興味関心を持っているユーザーを見つけやすいのが魅力でしょう。
その際は、キーワードによるターゲットの的確な絞り込みをするのが大切です。

ECサイトのアカウントのフォロワーを増やす

日頃からECサイトのTwitterアカウントによる投稿を行っているのであれば、
なるべくフォロワー数が多い方が投稿に対する反応の数が大きくなると言えます。
しかし、単にアカウントを運営しているだけではフォロワー数の増加に限界があるでしょう。
そんな時は、Twitter広告を利用してフォロワー数を増やすためのイベントを作成できます。
フォロワーが増えると、広告を出した直後だけでなく、その後のアカウント運営においても有利になります。

ECサイトや商品がユーザーの間で話題になる

Twitterの特徴は、あるユーザーが特定のものごとについて言及すると、また別のユーザーへと次々に話題が広がっていく点です。
特定のコミュニティで話題になったことが、次々と別のユーザーを介することで、また別のコミュニティにまで広がります。
話題性の高い広告を出せば、ECサイトや商品がユーザーの間で自然と拡散される状態を作り出せるかもしれません。

話題性の高いツイートで広告費用をお得に!

Twitter広告の費用は、クリックされた回数によって生じます。
したがって、ユーザーが広告に関心を持ってクリックした分だけ、広告費用を支払うことになります。
一方で、あるユーザーによってリツイート(シェア)された先で生じたクリックについては、費用が発生しません。
つまり、他のユーザーにシェアしたくなるような話題性のある広告を出せた場合には、広告費用がお得になるというわけです。

Twitterユーザーから反応を得られる広告とは

さまざまなスタイルを柔軟に選べるTwitter広告ですが、その分ただシンプルに情報を伝達するだけの広告では、
ユーザーの興味関心を引くのが難しいと言えます。それでは、どうしたらTwitterユーザーから反応を得られるようになるのでしょうか?

インパクトのある写真やイラストを利用する

基本的には文字を投稿するためのツールであるTwitterですが、人目を引くのは写真やイラストつきの投稿です。
ECサイトや商品について広告を出すのであれば、キレイでもっと見たくなるような写真や、
ユニークでさらに知りたくなるような写真など、インパクトのある画像を利用しましょう。

ユーザーが気軽に参加できるイベント形式にする

Twitterには、アンケート機能を始めとした、不特定多数のユーザーが気軽に反応しやすい仕組みがあります。
たとえば、2種類の商品についてアンケート機能を利用して「無料でもらえるとしたらどちらが欲しいですか?」
「2種類の商品でバトル!あなたが応援するのはどちら?」などと問いかけてみてもいいでしょう。
また、シンプルに“いいね”と“リツイート”の機能を利用しても、ユーザーが参加できるイベントを作れます。
「1番の商品が気に入った人は“いいね”、2番の商品が気に入った人は“リツイート”してください!」という形式にすれば、
ユーザーが投票するとともに投稿がシェアされていきます。

Twitter広告をECサイト運営に活用しよう

今回は、「Twitter広告とECサイト」についてお伝えしました。
賑やかで話題が人から人へと伝わりやすいTwitterでは、より多くのユーザーから反応を得られるような広告も実現可能です。
ユーザーにとっても楽しめる広告にすることで、ECサイトのPRができるでしょう。ぜひECサイト運営にTwitterを活用してみてください。